タスクマネージャーの見方 (Memory 編)
こちらのマイクロソフトの記事がとても分かりやすかった。
物理メモリ
- ハードウェア予約済み (Hardware Reserved)
BIOS または他の周辺機器のドライバーで使用するために予約されたメモリ- 使用中 (In Use)
プロセス、ドライバーまたは OS によって使用されているメモリ- 変更済み (Modified)
他の用途で使用する前にディスクへの書き込みが必要な内容が含まれているメモリ- スタンバイ (Standby)
キャッシュ データやアクティブに使用されていないコードが含まれているメモリ- 空き (Free)
現在、使用されておらず、プロセス、ドライバーまたは OS にメモリが必要になったとき最初に使用されるメモリ領域タスクマネージャーには「ハードウェア予約済み」と「使用中」の使用量は、そのまま表示されていますが、他の状態はまとめられて表示されています。「利用可能」は、[スタンバイ + 空き] であり、「キャッシュ済み」は、[変更済み + スタンバイ] になります。
System Commit Limit
- システムコミット制限は「物理メモリ量 + 現在のページファイルサイズ」の合計値。タスクマネージャーの「コミット済み」のスラッシュの右側で確認できる。
- より詳細な情報は Process Explorer の [View] - [System Information] で確認できる
Paged Pool, Non-paged Pool
- カーネルモードヒープ (システムメモリプール) には、ページプールと、非ページプールがある
- ページプールはページイン、ページアウトが可能。非ページプールは常に物理メモリに存在することが保証されている
- タスクマネージャーのページプールと非ページプールには、空き容量と割り当て済み領域の両方が含まれる
- ページプールの最大サイズは、Windows8.1 以降の 64-bit システムの場合 15.5TB か、システムコミット制限のどちらか小さい方
- 非ページプールの最大サイズは、Windows8.1 以降の 64-bit システムの場合、物理メモリ量か 16TB のどちらか小さい方